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強震モニタ対応 緊急地震速報 通知ツール
EqMax のマニュアル(αバージョン用暫定版)(2021/05/14版)


ベータテスト中
2021/05/10 version 0.7.0.46 公開







1. 初期設定

EqMax メインメニュー
メインメニュー

メイン画面の左上にある[MENU]ボタンをクリックします。



EqMax ポップアップメニュー
ポップアップメニュー

メイン画面の右上にある EqMax ボタン画像 ボタンをクリックすると、ポップアップメニューが表示されます。
メニュー画面を閉じるときは、もう一度ボタンをクリックします。




EqMax 現在地の設定
現在地の設定

まず初めに現在地の設定を行います。
メインメニューから[基本設定]をクリックします。
画面上部の[現在地]をクリックします。つぎに右上の[地図表示]をクリックすると、グーグルマップが表示されます。
  • [住所]ボックスに住所(都道府県 + 市区町村名など)を入力し、[検索]アイコンをクリックします。
  • さらに地図をマウスで操作し、マーカーを現在地に移動させます。
  • [住所取得]ボタンをクリックすると、[住所]ボックスにマーカー位置の住所が表示されます。
  • [情報取得]ボタンをクリックすると、EqMaxで必要とされる各種情報が取集・表示されます。


  • 初期値は東京都庁(東京都新宿区)です。

    変更後は下の[確定]ボタン EqMax ボタン画像 をクリックするか、[取り消し]ボタン EqMax ボタン画像 をクリックしてください。
    また、右下の[初期値]ボタン EqMax ボタン画像 をクリックすると、初期設定値に戻ります。

    現在地の設定を終了したら、グーグルマップで使用したメモリを解放するために、EqMaxを再起動することをお勧めします。




    EqMax 通知の設定
    緊急地震速報の通知の設定

    [基本設定]画面で[EEW通知]をクリックします。

    左上の[通知条件]ボックスから設定したい通知条件(シーン)を選択します。以下のシーンがあります。
    • 現在地に警報
      現在地に警報が発令されたときの動作を指定します(「注意」を参照)
    • 任意エリアに警報
      いずれかの地域に警報が発令されたときの動作を指定します
    • 現在地の予想震度
      右ボックスに最低予想震度を指定し、それを上回ったときの動作を指定します
    • 任意エリアの最大震度
      右ボックスに最低最大震度を指定し、それを上回ったときの動作を指定します
    • マグニチュード
      右ボックスに最低マグニチュードを指定し、それを上回ったときの動作を指定します
    • その他の緊急地震速報
      その他のシーンでの動作を指定します
    上から順番に評価され、条件がクリアされたと判定されると、そのシーンに指定された動作を行います。

    緊急地震速報を受信したときの動作
    • ウィンドウ表示(最小化からポップアップ)
    • サウンド(情報読み上げ)
    • Youtube自動再生
    そのシーンの動作として希望するものにチェックをつけます。

    左下の EqMax ボタン画像 ボタンをクリックします。



    現在地に対する警報
    強震モニタより得られるEEWデータには、警報の有無は含まれていますが、それがどの地域に発表されているかを示す情報は含まれていません。
    そのため、現在地に警報が発令されているかどうかは不明です。
    そこで、気象庁による警報の発令条件は「震度5弱以上」であることから、EEWデータに「警報」フラグがセットされ、かつ、現在地の予想震度が5弱以上であれば、現在地に警報が発令されたとみなします。



    サウンドの設定

    画面右では、音声通知(読み上げ)の詳細を設定します。
    下の[ここから選択]ボックスで希望する項目を選択し、[↑追加]ボタンをクリックします。
    上の[選択した項目]ボックスに選択された項目は、緊急地震速報受信時に上から順番に再生されます。
    マウスでドラッグするか[↑][↓]ボタンで順番を変更できます。
    また、[サウンド]ボックス下の音量スライダを調整すると、シーンごとの音量を設定できます。
    初期設定では、緊急度の高いシーンほど音量が大きく設定されています。使用する環境に合わせて再設定してください。

    サンプルの再生

    [スピーカ]アイコンをクリックすると、そのシーンで再生される読み上げを確認することができます。



    EqMax 地図のカスタマイズ
    地図のカスタマイズ

    画面表示で使用する地図をカスタマイズすることができます。以下の要素の色を指定できます。

    • 単色か、(海の深度で)グラデーション色で着色できます
    • 日本
      単色か、(陸の標高で)グラデーション色で着色できます
    • 外国
      単色か、(陸の標高で)グラデーション色で着色できます
    • 県境
      県境を透明度(0..1の範囲)で指定します。0: 完全透明、1: 完全不透明
    [表示更新]ボタンを押すと、その時点の変更内容で地図が再描画されます。

    地図上でマウスホイールを回すと、地図が拡大縮小します。

    左下の EqMax ボタン画像 ボタンをクリックします。



    EqMax 基本設定
    その他の設定

    メインメニューから[基本設定]をクリックし、[一般]をクリックします。

    • 緊急地震速報の通知
      [スリープ解除]は「ウィンドウ表示」の設定に依存します。
      [すべてのEEWで...]は、[EEW通知]の設定よりも優先して適用されます。
    • 緊急地震速報の表示
      塗りつぶし色などについては、[詳細設定 > EEW]の各設定値を変更してください。
    • 強震モニタの通知 強震モニタによる微小地震検出時の動作を指定します。
      詳細は[詳細設定 > モニタ監視]の各設定値を変更してください。
    • 震度表示
      画面右下の[震度表示ボックス]の表示仕様を指定します。
    • その他
      [現在地マーカー]- マーカーの種類については、[詳細設定 > 現在地]で設定できます。
      [地名表示]- 各都道府県の県庁所在地について地名表示できます。[詳細設定 > 地図ラベル]で、どの地名を表示するか指定できます。
    変更後は下の EqMax ボタン画像 ボタンをクリックするか、 EqMax ボタン画像 ボタンをクリックしてください。
    また、右下の EqMax ボタン画像 ボタンをクリックすると、初期設定値に戻ります。



    これで最低限の初期設定は終了です。
    2. 強震モニタ

    EqMax

    強震モニタ指標の選択

    画面右上の EqMax ボタン画像 ボタンをクリックし、サブメニューを表示させます。

    「地表/地中」の選択
    [地表/地中の選択]ボックスをクリックし、「地表」、「地中」または「長周期地震動」を選択します。
    この項目を変更した場合、下の[指標詳細選択]ボックスはクリアされます。

    「指標詳細」の選択 - 以下のいずれかを選択できます。
    • 最大加速度(通常の指標です)
    • リアルタイム震度
    • 最大速度
    • 最大変位
    • 0.125Hz速度応答
    • 0.25Hz速度応答
    • 0.5Hz速度応答
    • 1.0Hz速度応答



    EqMax ノイズ低減

    強震モニタ ノイズ低減

    画面右上の[サブメニュー]ボタンをクリックし、サブメニューを表示させます。

    サブメニューで[ノイズ低減]スイッチをONにします。



    EqMax 観測点表示サイズ

    観測点表示サイズ

    画面右上の[サブメニュー]ボタンをクリックし、サブメニューを表示させます。
    [観測点]ボックスで、強震モニタの各観測点の地図上でのサイズを「大」「中」「小」の中から選択します。
    初期値は「大」です。



    EqMax 長周期地震動

    長周期地震動

    長周期地震動に対応しています。

    注意1:
    前回の同実証実験ではなく、「長周期地震動モニタ2018」のユーザー名およびパスワードを入力してください。
    なお、パスワードは設定ファイルに暗号化せずに保存されます。

    注意2:
    長周期地震動を表示する場合、「ノイズ低減」をオフにしてください。



    3. 他の機能

    地震情報

    EqMax 地震情報
    EqMaxでは、一定間隔で 気象庁の「地震情報」にアクセスして、地震情報を取得しています。

    • 震度・震度情報
      地震発生後、数分で発表され、震源情報および各地の震度、さらに津波の有無を確認できます。
    • 震度情報
      比較的大きな地震の場合、まず震度情報が発表されます。
    • 震源情報
      「震度情報」に続いて「震源情報」が発表されます。
    • その他、震源・規模の更新情報や遠地地震、さらに「訓練報」が発表されます。
    各項目をクリックして、詳細を表示します。



    訓練

    EqMax 訓練
    EqMaxは2017年に発せられたすべての緊急地震速報のデータを同梱しています。
    これを利用し、希望する緊急地震速報を検索した上で、「訓練」を行えます。
    訓練では、強震モニタ以外のすべての要素をシミュレートし、EqMax設定などを確認できます。

    メインメニューから[訓練]をクリックします。
    訓練画面の[データ読込]ボタン EqMax ボタン画像 をクリックし、データを読み込みます。
    最低1か所の条件項目を設定し、[検索]ボタン EqMax ボタン画像 をクリックします。

    緊急地震速報の一覧が表示されるので、希望する行の EqMax ボタン画像 ボタンをクリックします。




    EqMax 訓練
    一覧をクリックすると、該当する緊急地震速報の詳細が表示されます。
    これでよければ[発報開始]ボタンをクリックしてください。

    シミュレーションは地震発生時間からスタートするので、緊急地震速報が発報されるまで数十秒かかることがあります。

    シミュレーションによる確認が終わったら、不要なメモリを解放するために[データ解放]ボタン EqMax ボタン画像 をクリックしてください。



    4. Youtube




    EqMax

    再生

    Youtubeビデオを再生したいPlayerの[Youtube]ボタン EqMax ボタン画像 をクリックすると、[ビデオを選択]ダイアログが表示されます。
    [ビデオID]ボックスに再生するビデオIDを入力し、[確認]ボタンをクリックします。

    「ビデオID」とは11桁の英数字です。ブラウザ等でYoutubeを表示し、右クリックして「リンクをコピー」(各ビデオ一覧から)または 「動画のURLをコピー」(再生中の画面から)を選択し、そのまま[ビデオID]ボックスに貼り付けるだけでOKです。


    サムネールとタイトルが表示されたら、最上部の再生したい[Player]ボタンをクリックすると、再生が始まります。
    その他、初期音量を0から100の範囲で指定することができます。



    EqMax

    停止

    • 再生中の動画をクリックすると、動画が一時停止します。
    • [Youtube]ボタン EqMax ボタン画像 を右クリックし、[停止]をクリックすることもできます(推奨)。

    その他、[Youtubeを再読み込み]をクリックすると、メモリを解放して、新規にYoutubeを読み込むことができます。
    (画面を直接クリックし、再生画面に戻れなくなったとき、再読み込みを行ってください)



    EqMax

    再生履歴から再生

    [再生履歴]ボタンをクリックすると、履歴一覧が表示されます。
    再生したい動画をクリックすると、「ビデオID」が自動的に取り込まれますから、これを再生してください。
    (すでに削除された場合、[確認]ボタンをクリックすると、これを確認することができます)



    EqMax

    お気に入りから再生




    EqMax

    ライブカメラの再生

    登録済のライブカメラを再生するときは、[各地ライブ]ボタンをクリックしてください。

    最上部には有効な「Weather News」ライブ動画が表示されています
    (同動画は毎日、ビデオIDが変わるため、ここに有効なビデオIDが表示されます)。



    EqMax

    Youtube動画検索

    [動画検索]ボタンをクリックすると、[検索キーワード]ボックスが表示されます。

    適切なキーワードを入力し、検索ボタン EqMax ボタン画像 をクリックすると、数秒で検索結果が表示されます。

    検索件数は[詳細設定 > ビデオ > 検索結果最大数]で設定できます。

    再生したい動画があれば、右端の EqMax ボタン画像 ボタンをクリックし、ビデオIDを上の[ビデオID]ボックスに取り込んでください。



    EqMax

    緊急地震速報受信時のYoutubeライブ動画の自動再生

    緊急地震速報を受信したとき、[EEW通知]の[Youtube自動再生]の設定値または[一般 > 緊急地震速報の通知]の「すべてのEEWでYoutubeを自動再生する」の設定に基づき、ライブ動画が自動再生されます。

  • Player 1および2
    発生した地震の震源位置にもっとも近いライブカメラが自動的に選択され、再生されます。
  • Player 3
    Weather Newsのライブ動画が自動的に再生されます。
  • 再生時間
    自動再生開始後、再生が終了するまで時間については、[詳細設定 > Youtube]の「EEWライブ動画の再生時間」で、分単位で指定します。


  • Youtubeライブ動画の自動再生について
    まず[詳細設定 > Youtube]の「プレイヤー X で自動再生」の設定値を評価し、「はい」と設定されている場合のみ、 受信した緊急地震速報のデータのに基づき[基本設定 > EEW通知]の「Youtube」の設定を評価します。
    なお、[基本設定 > 緊急地震速報の通知]の「すべてのEEWでYoutube自動再生する」が「はい」の場合、上の条件評価を経ずに、無条件で自動再生します。
    5. 詳細な設定


    「詳細設定」ページは10タブを超える設定項目から構成されています。
    これは設定ファイルに含まれる、ほぼすべての項目を機械的に画面表示しているからです。 したがって、通常は「基本設定」以外の設定項目は変更する必要はありません。

    特殊なコントロールの操作



    EqMax ColorComboBox
    (カラーコンボボックス)

    EqMax ColorPicker RGB
    (Windows)

    EqMax ColorPicker Mac HSL
    (MacOS)

    カラーピッカー
    カラーコンボボックスの[▽]をクリックすると、カラーピッカーが表示されます。

    大きく変更するとき
  • 上部中央の「スペクトルバー」の◎を上下に動かし、近い色を選択します。
  • 左上のカラーボックスの◎を動かして、最適な色を選択します。
  • これでよければ、右上の[OK]ボタンをクリックします。

  • 色の明るさを微調整するとき
  • 右上の[HSL]ボタンをクリックします。
  • 下の「Lum」(輝度)スライダを動かして、最適な明るさの色を選択します。
  • これでよければ、右上の[OK]ボタンをクリックします。

  • ヒント
  • 「Original」ボックスは初期色を、「New」ボックスは修正色を示します。
    「Original」ボックスをクリックすると、初期値にリセットできます。
  • Red Green Blue Alphaの値は、左の編集ボックスに示された数値(0~255)をキーボーから変更できます
    (右下の[10][16]ボタンをクリックし、10進数または16進数で表示・入力できます)。
  • Alpha値とは(不)透明度のことです。0で完全透過、255で完全不透過です。



  • EqMax



    EqMax