道志村椿荘オートキャンプ場女児行方不明

道志村 椿荘オートキャンプ場 女児行方不明事件の基礎資料

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2019年9月21日、山梨県道志村の椿荘オートキャンプ場で女児行方不明事件が発生しました。当サイトはこの事件についての疑問点などを多面的に取り扱っています。
なお、ページ内には、2022年5月の今になって明らかになった事実や、今になって初めて言える内容が含まれています。 それには、当時捜索に当たった警察、自衛隊、ボランティアの方々の捜索活動に関するものもあります。しかし、これは当時の捜索活動を貶める意図はまったくありません。
そうではなく、「なんでこうなったんだろう」という素朴な疑問から始まったことです。
ちなみに、ここでは「事故」の場合を想定しています。これは「事件」を否定しているのではなく、事件として考えても、何の手がかりもなく、完全に「妄想」だけに終わってしまうからです。



2022年5月14日、「道志村の山の中でみつかった肩甲骨について、山梨県警は、3年前に近くで行方不明になった千葉県の小倉美咲さんとDNA型が一致したと明らかにし、 美咲さんは死亡したと判断」したそうです。合掌


目次
  1. 行方不明当日の時系列
  2. 捜索の時系列
  3. 骨や遺留品の発見状況

  4. 稜線に至る4つのルート
    1. 枯れ沢直登ルート
    2. 登山道ルート
    3. 椿沢堰堤ルート
    4. 椿林道終点ルート
    5. 発見場所直行ルート

  5. 撮影されていた「足跡」
  6. 警察・消防・自衛隊による捜索範囲について
  7. 捜索範囲に対する疑問

  8. 椿林道について
  9. 枯れ沢について
  10. 失踪時の道志村の天気

  11. 同じグループの子供たちの証言
  12. 警察犬について

  13. 参考にしたYoutuber
  14. 地図
  15. 権利帰属



道志村 椿荘オートキャンプ場
椿荘オートキャンプ場

道志村 椿荘オートキャンプ場
椿荘オートキャンプ場の周辺

道志村 椿荘オートキャンプ場 小倉メモ
母親による発生当日の時系列メモ


失踪時の道志村の天気については、こちらを参照

行方不明当日の時系列
2019-09-21



道志村 椿荘オートキャンプ場
椿荘オートキャンプ場

道志村 西山・頂上
道志村 西山・頂上

道志村 足跡付近の沢
道志村 椿沢上流

捜索の時系列

注: 自衛隊は自治体からの要請で出動し、捜索範囲が事前に決められていたとのこと。よって、今回の「子供の骨」発見現場のある、稜線より東側(西山)は捜索範囲外とのこと。




発見場所の枯れ沢

道志村 骨や遺留品などの発見場所
骨や遺留品などの発見場所


捜索現場の様子

骨や遺留品の発見状況

発見場所は椿荘オートキャンプ場の西側で、 稜線を超えた
西山にある枯れ沢である。



道志村 西山ピークに至るルート
道志村 西山

遭難の場合の稜線に至る5つのルート
(稜線までの登攀の動機や肉体的な障害は無視)
  1. 枯れ沢直登ルート
    道志林道を [B] 地点まで行き、枯れ沢を遡行
  2. 登山道ルート
    椿林道を地点 [3] で左折し、地点 [5] で登山道に入り稜線へ
  3. 椿沢堰堤ルート
    椿林道を地点 [3] で右折し、堰堤 [4] から椿林道を横切り稜線へ
  4. 椿林道終点ルート
    椿林道を終点 [7] まで行き、椿沢 [8] を渡渉し、稜線へ
  5. 発見現場直行ルート
    椿林道を地点 [5] で登山道に入り、地点 [D] で針葉樹林の斜面をトラバースし、発見現場に直行

詳細は下の詳細地図を参照



道志村 枯れ沢直登ルート
枯れ沢直登ルート

道志村 道志林道断面図
道志林道断面図

道志村 枯れ沢直登ルート断面図
枯れ沢ルート断面図

枯れ沢直登ルート

ルートの状況
椿沢オートキャンプ場から道志林道と枯れ沢との合流地点までは、(とくに以前は)比較的整備され、基本的に下りになる。
枯れ沢は、林道合流地点から運動靴の発見地点まで水平距離は1kmあるものの標高差は175mと断面図的には比較的なだらか。

時間的な問題
総合的な可能性



道志村 登山道ルート
登山道ルート

道志村 登山道ルート断面図
登山道ルート断面図

道志村 椿ルート登山口
以前の登山口の様子

登山道ルート

ルートの状況
登山口を入ると、一目でわかる登山道など存在せず、ひたすら上を目指して道なき道を上ることになる。
旧登山道・尾根ルートとの合流地点からは、明るい時に尾根をたどれば西山ピーク943mに到達する。

時間的な問題
総合的な可能性



道志村 椿沢堰堤ルート
キャンプサイト > 椿沢堰堤 > 椿林道

道志村 椿沢堰堤ルート
椿沢堰堤

道志村 椿沢堰堤ルート
椿沢堰堤直登ルート

道志村 椿沢堰堤ルート断面図
椿沢堰堤直登ルート断面図

椿沢堰堤ルート

ルートの状況
キャンプサイトからも近い椿林道入り口(2)から入ってすぐのY字路(3)を右に折れ、椿沢堰堤(4)(と三角形の広い河原)まで進み、そこから造成地へと進み(堰堤との標高差18m)、再び椿林道(6)に合流する。
椿林道に再び戻った時点で、キャンプサイトの方向を見失っている可能性が高い。
この地点からの可能性は
時間的な問題
総合的な可能性



道志村 椿林道終点ルート
椿林道終点ルート

道志村 椿林道終点ルート断面図
椿林道終点ルート断面図

道志村 枯れ沢最上部からの視界
枯れ沢最上部からの視界
(実際には樹木が茂っているため、夜間に国道413号を通るクルマのヘッドライトが木々の間から見える程度か)

椿林道終点ルート

ルートの状況
椿林道自体は、とくに以前は整備されて歩きやすい林道である。ただ、最後の橋を渡ると、ややきつい登りとなる。
椿林道終点から椿沢までは近く、山頂に上るという目的があれば、渡渉後に頂上へ向けて登攀となる。 また、林道で距離と高度を稼いだ分、ピークまでは比較的近い。

時間的な問題
総合的な可能性



道志村 発見場所直行ルート
発見場所直行ルート

道志村 発見場所直行ルート
直行ルート断面図グラフ


発見場所直行ルート

ルートの状況
出発点は「登山道ルート」と同じで、位置 [5] のいわゆるバリルート登山口(またはその周辺)である。
バリルート登山道と尾根ルート登山道の合流地点 [D] から針葉樹林の斜面をトラバースし、着衣等の発見場所(現在の捜索現場)[G] に直行するルートである


時間的な問題
総合的な可能性


このルートは、枯れ沢に迷い込んだYoutuberによる動画を試聴し、このルートの現実性を認識した。



道志村 撮影された「足跡」
撮影された「足跡」

道志村 椿林道終点から足跡まで
椿林道終点から足跡まで

道志村 撮影された「足跡」
「足跡」の全体像

道志村 2019年09月の降水量
大月(道志村最寄りのアメダス地点)の2019年09月の降水量


足跡付近の枯れ沢


足跡付近の斜面と突き刺さった棒

[9] の地点で撮影されていた「足跡」

女児不明が発覚した翌々日の2019年09月23日、ボランティアで捜索に参加していた 水平リーベ氏が 地点 [9] の位置 (
国土地理院地図)で 靴跡らしきものを見つけ撮影した。

林道から足跡までの当時の状況
水平リーベ氏は以下のように説明している。 以下、引用(「注」は筆者によるもの)
キャンプ場から椿沢沿いに登山道?みたいな道(注: いわゆる椿林道)があって、 ずっと上がっていくといきなり行き止まりになっています(注: 椿林道終点)。 そこから強引にいくならば、崖登って尾根沿いにいくor沢沿いにいくの二択で、我々は沢沿いに行きました。 あしあとは、そこから150m〜200mくらい登ったとこの椿沢の支流??みたいなとこの近くにいくつかありました。

椿林道終点から椿沢を180mくらい遡行し、小さい枯れ沢を70mくらい登ったあたりだそうだ(左の地図を参照)。距離は250m、標高差は50m。

足跡の大きさは
メジャー等で測ったわけではないので、見た目の印象のようだ。

子供の靴のサイズに見えたことは間違いないようだ。

ネット上では、これは女児の靴跡ではないかと検証が行われていた。


詳細に観察すると、画像の左部分にも小石が土に埋もれた踏跡らしきものが見える。下の画像は、 中央の枝を画像処理で消去したものある。 すると一つの大きな踏み跡が現れた。

追記
ボランティアとして参加していた某教授が椿沢上流部で見つけた「 足跡」についてネット上で言及されているが、 これは大人の靴跡(二人分)だそうだ。
教授は8月25日から捜索に参加していたので、たぶん、その前に入山した他の捜索ボランティアの靴跡だろう。 よって水平リーベ氏が撮影した「足跡」とは無関係と思われる。

これは女児の靴跡なのか?
今となっては解明しようがないものの、自分の主観的な見解だが、30%くらいは可能性はあるかも。
結局、これが何か分からないし、何が正解かも不明である。今後、よほど確かな物的な証拠が現れない限り、誰にもわからないだろう。
なお、同氏のコメントによると、足跡は10個くらいあったそうで、写真はこれしか撮影していないらしい。ただし、 「我々は」といってることから、同行者はいたようだ。

残念なのは、ボランティア本部設置が9月25日であり、捜索で重要と思われる22日~24日は、 ボランティアが組織化され、連絡方法が確立されることなく、各自がバラバラに捜索していたということ。

当日と靴跡発見日と台風17号
当日は曇りのち小雨といった天候だったが、翌22日は台風17号の影響で、かなりの降雨があった模様。
場所の地質や位置によって一概には言えないが、この「足跡」は22日の台風による降雨時か、 その後に付けられたと考えるのが合理的とも思える。

注) 山梨県内でも大きな被害が出た、翌10月の台風19号とは別。


1mくらいの木の枝が刺さっていた謎
上記のコメント中で、最後の足跡の横に1mくらいの木の枝が「人工的に」刺さっていたらしい(右のニュース画像を参照)。
とても不思議な状況だと思うが、あえて考えると、2つの可能性がある。



ニュース映像と白い布
ニュースについて、 もう一つの疑問は、この水平リーベ氏が撮影したとされる360°カメラによる映像は、いつ撮影されたのか?  テレビ映像には「12日撮影」とあるが、今年の5月12日に撮影されたものか?  警察の現場検証に同行したとき?

足跡発見時から3年近くもの間、枝が地面に立ち続けていたのも不自然なので、 この枝は自身の撮影のため、または警察による現場再現のために刺したと考えるの妥当であろう。

また、刺された木の枝に布(軍手?)らしきものが付けられているが、これは水平リーベ氏または警察が撮影で目立ちやすいように目印として枝に付けたのか?


「足跡」が今後の捜査に与える影響
結論から言うと、警察はこの足跡をほとんど重視していないと思われる。
その理由は





道志村 自衛隊捜索範囲
道志村 自衛隊捜索範囲
道志村 捜索範囲
見つかった当時の資料写真

道志村 自衛隊捜索範囲
資料を地図に合成

道志村 自衛隊捜索範囲
毎日新聞による記事から

道志村 キャンプサイトから半径600m内の捜索範囲
キャンプサイトから半径600m内の捜索範囲


警察・消防・自衛隊による捜索範囲について

上に述べたようにボランティアの捜索本部の設置が9月25日たそうだ。

ボランティアの方々は本部の捜索マップを見て、未捜索の範囲を確認して、その日の捜索活動を開始していたようだ。

そのとき、捜索範囲を手書きで示された地図が撮影されている(上の2枚の写真が自衛隊)。

その部分を地図上に重ねたのが下の図である(緑の部分)。

これらの手書きの図面から、さらにその下の報道機関による記事の示された図から


警察・消防・自衛隊による基本的な捜索範囲
道志林道(大室指-椿線から田代線)と道志川にはさまれた区域

これを地図上で示したのが下の図である。

ここから分かることは、今回、運動靴や着衣などが発見された、林道より上(位置的には南)の「枯れ沢」部分は完全に警察・消防・自衛隊による捜索対象範囲外であることが分かる。


警察・消防・自衛隊の捜索範囲
その他、左の図で、キャンプサイトから半径600m内の警察・消防・自衛隊による捜索範囲を示した。
ここから分かるように、キャンプサイトから南側は、椿沢沿いを除いて捜索されていないことが分かる。
これらの部分は、少数の登山経験のあるボランティアに任されていた。



道志村 自衛隊捜索範囲

道志村 自衛隊捜索範囲
捜索範囲に対して

当時から上がる捜索範囲に対する疑問

今回、運動靴や着衣などが発見された、林道より上(位置的には南)の「枯れ沢」部分は完全に捜索範囲から外れていることに対して、 当時も、一部のボランティアの方々から疑問の声が上がっていたようだ。

また、自衛隊が平地ばかり捜索して、山の方が手付かずであり、ほぼボランティアの方々に任されていることを不安視する発言もある。

なぜ、このような捜索になってしまったのか?

考えられるのは、限られたリソースを小学1年生の女児が行きそうな林道周辺に集中させるという、合理的な捜索方針であろう。

ただ、このような女児行方不明のケースでは(距離的な意味で)範囲がそもそも限られているはずのに、その範囲内に「未捜索」の部分を残してしまった合理的な理由が思い浮かばない。

あるとすれば「子供が行ける場所ではない」という、自分も含めた大人の常識。 もし今回のケースが「事故」であるならば、これが適正な捜索を大きく妨げていた可能性があると言わざるを得ない。



道志村 椿林道 地図
地図に示された椿林道

道志村 椿林道 地図
椿林道の入口・終点

道志村 椿林道断面図グラフ
椿林道断面図(距離: 1650m、標高差: 140m)

道志村 椿荘オートキャンプ場 Googleストリートビューが一部途切れている理由
椿荘オートキャンプ場内の公道(林道)
Googleストリートビューが一部途切れている理由


椿林道について

椿林道の起点はオートキャンプ場入口近く(地図)にあり、 以前はここに起点表示の杭が立ってたい。なお、ここは道志林道「椿線」、「田代椿線」および「田代線」の起点でもある。

椿林道の入口は、地図上ではキャンプ場隣のテニスコートの横にあることになっているが、実際には、キャンプ場から橋を渡り、「白い家」の前を過ぎるとすぐにある (2)。

椿林道の終点は、地図(国土地理院とOpenStreetMap)によって異なるが、航空写真によると、このページに示したようになっている (地図)。 この相違は、林道終点が時とともに移動しているというよりも、単に地図で使用されたデータの違いによるものと思われる。

なお、林道は台風による通行止めと、その後の修復工事が繰り返され、状況は時とともに変化している。したがって、つねに終点まで達することができるとは限らない。



道志村 枯れ沢最上部
遭難した捜索ボランティアのための
枯れ沢最上部で捜索活動中の救助ボランティア


道志村 推定滑落場所
遭難の場合の推定滑落ポイント


枯れ沢について

左の写真は、遭難した捜索ボランティアに対する捜索活動を撮影したものである。
場所は枯れ沢の最上部で、かなりの傾斜地の上、足元も軟弱であった模様である。 二次遭難(三次遭難?)を回避するために、救助ボランティアもロープワークが必要であった。

滑落ポイント
遭難を想定した場合、警察より発表された遺留物の分布状況から、枯れ沢上部の発見場所(G)より上部から滑落したと考えられている。
それを示したの左のGoogle Earth画像である。

なお、色の違いは、濃い緑色が植林された杉などの針葉樹で、明るい緑色が広葉樹である。
このことから、枯れ沢上部は人手が入っていない自然林であることが分かり、獣道以外には存在せず、人の立ち入りも極めて稀であることがうかがえる。




道志村 子供たちの証言
同じグループの子供たちの証言

道志村 子供たちの証言 再現図
子供たちの証言による移動の再現図


同じグループの子供たちの証言

かつて5ch掲示板で公開されていた、同じグループの子供たちの証言を紹介する。
5chということで、この証言の信ぴょう性は不明である。

証言の内容(キャンプ場の図を参照)


ここで問題となるのは
おやつの後に、おやつ前に遊んでいた「南の森」ではなく、「西の森」で遊ぶことを、女児が事前に知っていたかどうか、ということである。

もう一つ重要なのは、午後から参加した女児らは、そもそも西の森を知っていたかどうかということ。
なお、午前中から参加した子供たちは、昼食前に西の森で遊んでいたようである。他方、証言によると、おやつの前に女児が西の森で遊んでいた事実はない。
このことから、女児は「西の森」の存在自体を知らなかった可能性が高いと思われる。




捜索本部

道志村 捜索本部
捜索本部が置かれた場所

橋の手前とは、当時、捜索本部が置かれた広場の真ん前である。


道志村 あるYoutuberの動画
あるYoutuberの動画



道志村 災害救助犬
災害救助犬による捜索


警察犬と災害救助犬の違いについて


警察犬について

警察犬が椿二の橋の手前で女児の匂いを追えなくなった件については、具体的なソースが明示されることなく、以前より当たり前のこととして流布していた。
これが遠因で、橋の上でクルマに載せられ連れ去られたという「事件説」が生まれた。

これについて考えてみた。

この件に関して言及しているのは以下の2つである。

4月23日に子供と見られる頭蓋骨の一部が発見される以前に限ると、警察犬の関する情報の中で、公的機関やメディアなど、信頼のおける情報はまったく検索できなかった。
唯一の例外が母親の手記である。


警察犬が椿二の橋の手前で女児の匂いを追えなくなったという事実は確認できず、これは単なるネット上のガセ情報であると思われる。

警察犬はキャンプサイトのどこにも反応を示さなかった。

なお、警察犬が匂いに反応を示さなかったことから、改めて捜索するため、家族が自宅に女児の靴を取りに戻っている。
ただ、失踪翌日の午後遅くから道志村は雨になり(捜索は悪天候のため早めに切り上げた)、警察犬による捜索は完全に失敗に終わった。

いつから「警察犬と橋」の情報が出てきたのか
某掲示板で初めてこの情報が出てきたとき、あるテレビ番組が上げられていた
「ワールド極限ミステリー」 2020年2月5日(水)放送内容
『緊急放送「無事に帰ってきて!」突然消えた子どもを捜す母』
2020年2月5日(水) 19:00~21:57 TBS
この中で、元刑事で犯罪ジャーナリストが、途中までは警察犬が女児の匂いを追えていたという趣旨の発信をしたそうである。
ただし、どこから匂いを追えなかったなど、具体的なことは言っていなかったようだ。

放送の3日後の2月8日、このテレビ番組を見たYoutuberが、上記の母親の手書きの時系列メモを曲解(?)して、動画の中で、警察犬が橋の手前までは匂いを追えていたと理解し、これを発信した。

そもそも、橋の手前にあり、おやつの前に遊んでいた「南の森」でも匂いを追えていないことを無視している。

これが目下のところ、警察犬と「橋で匂いを追えなくなった」に関する、もっとも古い発信である。

ここから、橋の近くでの女児連れ去りという事件説が生まれ、ネット上で流布していったようだ。

【この件について何か情報がありましたら、下記のメールアドレスまでお伝えください。】




失踪当日 (2019-09-21) の雨雲レーダー画像


失踪翌日 (2019-09-22) の雨雲レーダー画像


失踪翌々日 (2019-09-23) の雨雲レーダー画像

失踪時の道志村の天気について

2019-09-21(失踪当日)
0時-6時 6時-12時 12時-18時 18時-24時
最高気温: 17  最低気温: 14
朝方、小雨



2019-09-22(失踪翌日)
0時-6時 6時-12時 12時-18時 18時-24時
最高気温: 22  最低気温: 14
夜、小雨



2019-09-23(失踪翌々日)
0時-6時 6時-12時 12時-18時 18時-24時
最高気温: 26  最低気温: 16
昼までかなりの降雨





道志村椿荘オートキャンプ場女児行方不明 地図



参考にしたYoutuber

物欲に負け続ける男

有害鳥獣捕獲従事者

日本一周アルグ

山とジムニーchannel

名探偵ペケ

TRIPOO!!チャンネル



権利帰属

メイン地図: 国土地理院地図
3D地図: Google Earth



当ページ内の情報の誤り、事実誤認、ご意見等がありましたら以下まで。

mailto: dosimura@melanion.info
「@」は半角文字に変更してください。