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強震モニタ対応 緊急地震速報 通知ツール
EqMini のマニュアル(2018/11/06版)


ベータテスト中
2018/10/22 version 0.8 公開







1. 初期設定

EqMini メインメニュー
メインメニュー

メイン画面の左上にある[MENU]ボタンをクリックします。左からメインメニューが表示されます。
メニュー画面を閉じるときは、もう一度[MENU]ボタンをクリックします。



EqMini ポップアップメニュー
ポップアップメニュー

メイン画面の右上にある EqMini ボタン画像 ボタンをクリックすると、ポップアップメニューが表示されます。
メニュー画面を閉じるときは、もう一度ボタンをクリックします。

ウィンドウ操作アイコンの説明:
  • EqMini ボタン画像  ミニウィンドウを表示します。
    メインウィンドウを閉じて、ミニウィンドウのみを表示します。
  • EqMini ボタン画像  アプリを最小化します。

メインウィンドウ/ミニウィンドウの切り替え等の操作方法は、今後、変更することがあります。



EqMini 現在地の設定
現在地の設定

まず初めに現在地の設定を行います。
メインメニューから[基本的な設定]をクリックします。
つぎに上部の[現在地]をクリックすると、現在地設定画面が表示されます。
通常は、ここで[ツール]ボタンをクリックし、現在地設定ツールを起動します。

初期値は東京都庁(東京都新宿区)です。



EqMini 現在地設定ツール
現在地設定ツール 1

現在地をGoogleマップを使って指定します。
[住所で検索]ボックスに大まかな住所(都道府県 + 市区町村名)を入力し、[検索アイコン]をクリックします。
地図が移動したら、地図内の[+]ボタンをクリックし、地図を拡大し、目的の場所をマウスでダブルクリックします。
赤いマーカが目的の場所に示されるまで、上のステップを繰り返します。



EqMini 現在地設定ツール
現在地設定ツール 2

目的の場所に赤いマーカが表示されたら、画面右上の[詳細取得]ボタンをクリックします。
上部の[住所で検索]ボックスに住所が表示され、右のキー一覧ボックスに詳細データが表示されます。
適正な住所およびデータが表示されたら、[コピー]ボタンをクリックします。
この時点で、現在地設定ツールを閉じても構いません。



Googleマップでの住所変換について

現在地設定ツールでは、Googleマップのマーカ位置から住所に変換し、エリア名、市区町村名などを取得しています。
変換にあたって、Googleマップでは、道路上など、住所が存在しない場所にマーカがあると、正しい住所変換が行われません。
マーカを宅地上に置いて[詳細取得]ボタンをクリックしてください。



EqMini 現在地の設定
現在地の設定

メイン画面に戻り、[貼り付け]ボタンをクリックします。
現在地設定ツールで取得した現在地情報が下に表示されます。
左下の EqMini ボタン画像 ボタンをクリックします。
これで現在地の設定は終了です。



EqMini 通知の設定
通知の設定

[基本的な設定]画面で[通知]をクリックします。

左上の[通知条件]ボックスから設定したい通知条件(シーン)を選択します。以下のシーンがあります。
  • 現在地に警報
    現在地に警報が発令されたときの動作を指定します(「注意」を参照)
  • 任意エリアに警報
    いずれかの地域に警報が発令されたときの動作を指定します
  • 現在地の予想震度
    右ボックスに最低予想震度を指定し、それを上回ったときの動作を指定します
  • 任意エリアの最大震度
    右ボックスに最低最大震度を指定し、それを上回ったときの動作を指定します
  • マグニチュード
    右ボックスに最低マグニチュードを指定し、それを上回ったときの動作を指定します
  • その他の緊急地震速報
    その他のシーンでの動作を指定します
上から順番に評価され、条件がクリアされたと判定されると、そのシーンに指定された動作を行います。

緊急地震速報を受信したときの動作
  • ポップアップ(メイン画面の表示)
  • サウンド(情報読み上げ)
  • バイブレーション(モバイル版のみ)
そのシーンの動作として希望するものにチェックをつけます。

左下の EqMini ボタン画像 ボタンをクリックします。



現在地に対する警報
強震モニタより得られるEEWデータには、警報の有無は含まれていますが、それがどの地域に発表されているかを示す情報は含まれていません。
そのため、現在地に警報が発令されているかどうかは不明です。
そこで、気象庁による警報の発令条件は「震度5弱以上」であることから、EEWデータに「警報」フラグがセットされ、かつ、現在地の予想震度が5弱以上であれば、現在地に警報が発令されたとみなします。



サウンドの設定

画面右では、音声通知(読み上げ)の詳細を設定します。
下の[ここから選択]ボックスで希望する項目を選択し、[↑追加]ボタンをクリックします。
上の[選択した項目]ボックスに選択された項目は、緊急地震速報受信時に上から順番に再生されます。
マウスでドラッグするか[↑][↓]ボタンで順番を変更できます。
また、[サウンド]ボックス下の音量スライダを調整すると、シーンごとの音量を設定できます。
初期設定では、緊急度の高いシーンほど音量が大きく設定されています。使用する環境に合わせて再設定してください。

サンプルの再生

[スピーカ]アイコンをクリックすると、そのシーンで再生される読み上げを確認することができます。



EqMini 地図のカスタマイズ
地図のカスタマイズ

画面表示で使用する地図をカスタマイズすることができます。以下の要素の色を指定できます。

  • 単色か、(海の深度で)グラデーション色で着色できます
  • 日本
    単色か、(陸の標高で)グラデーション色で着色できます
  • 外国
    単色か、(陸の標高で)グラデーション色で着色できます
  • 県境
    県境を透明度(0..1の範囲)で指定します。0: 完全透明、1: 完全不透明
[表示更新]ボタンを押すと、その時点の変更内容で地図が再描画されます。

地図上でマウスホイールを回すと、地図が拡大縮小します。

左下の EqMini ボタン画像 ボタンをクリックします。



EqMini 基本設定
その他の設定

起動時の設定
メインメニューから[詳細な設定]をクリックし、[基本]をクリックします。
ここで起動時に自動的に開始する動作を指定することができます。

また、拡大表示などで、表示する地図の場所が変わったとき、直接その地点を表示するか、 または、徐々に移動するかどうかを指定できます。

変更後は下の EqMini ボタン画像 ボタンをクリックするか、 EqMini ボタン画像 ボタンをクリックしてください。
また、右下の EqMini ボタン画像 ボタンをクリックすると、初期設定値に戻ります。

音声再生について

公開直前になって、本アプリの音声再生に関して、一部で重大な問題が明らかになりました。
症状は「リソースモニター」の「メモリ」のコミット値(HDD/SSD上での仮想記憶の量)が異常な値に跳ね上がるというもので、 ときに1GBを超えてしまうというものです。
そのまま放置すると、メモリ不足でアプリが異常停止します。

本アプリの「通知」設定などで何度か音声を再生させ、リソースモニターで確認できたら、 [詳細な設定][基本]画面で「DirectSoundを使用する」をチェックし、確定し、EqMiniを再起動してください。
EqMiniの起動時にAudioPlayer.exeという外部アプリが起動されます。このアプリはタスクトレイに常駐し、 EqMiniとのメッセージ交換によりWindowsのDirectSoundで音声を再生します。 また、AudioPlayer.exeは純粋なWindowsアプリであるため、タスクトレイ上のアイコンから(右クリックして)EqMiniを操作できます。


これで最低限の初期設定は終了です。
2. 強震モニタ

EqMini

強震モニタ指標の選択

画面右上の EqMini ボタン画像 ボタンをクリックし、サブメニューを表示させます。

「地表/地中」の選択
[地表/地中の選択]ボックスをクリックし、「地表」、「地中」または「長周期地震動」を選択します。
この項目を変更した場合、下の[指標詳細選択]ボックスはクリアされます。

「指標詳細」の選択 - 以下のいずれかを選択できます。
  • 最大加速度(通常の指標です)
  • リアルタイム震度
  • 最大速度
  • 最大変位
  • 0.125Hz速度応答
  • 0.25Hz速度応答
  • 0.5Hz速度応答
  • 1.0Hz速度応答



EqMini ミニウィンドウ

ミニウィンドウの挙動

ミニウィンドウは強震モニタを表示するための特殊な縮小ウィンドウです。
  • メインウィンドウで[強震モニタ]タブ以外のタブを選択すると、自動的にミニウィンドウが表示されます。
  • メインウィンドウで[強震モニタ]タブ以外のタブから[強震モニタ]タブに戻ると、表示されていたミニウィンドウは閉じます。
  • 上のサブメニューのボタン EqMini ボタン画像 で、ミニウィンドウのみを表示できます。
  • ミニウインドウのみを表示した状態で、メインウィンドウに戻るときは、 ミニウィンドウを右クリックしてポップアップメニュー「メインウィンドウへ」をクリックします。
  • ミニウィンドウのみを表示した状態で、緊急地震速報を受信すると、自動的にメインウィンドウに戻ります。



EqMini ノイズ低減

強震モニタ ノイズ低減

画面右上の[サブメニュー]ボタンをクリックし、サブメニューを表示させます。

サブメニューで[ノイズ低減]スイッチをONにします。



EqMini 観測点表示サイズ

観測点表示サイズ

画面右上の[サブメニュー]ボタンをクリックし、サブメニューを表示させます。
[観測点]ボックスで、強震モニタの各観測点の地図上でのサイズを「大」「中」「小」の中から選択します。
初期値は「大」です。



EqMini

モニタ監視

画面右上の[サブメニュー]ボタンをクリックし、サブメニューを表示させます。
[モニタ監視]スイッチをONにすると、緊急地震速報が発令されないような微小地震を検出し、画面をポップアップします。

検出画面では、微小地震が検出された地域の輝度が変わり、その地域名とgal値(加速度値)が表示されます。



EqMini 震度表示

震度表示

画面右上の[サブメニュー]ボタンをクリックし、サブメニューを表示させます。
[震度表示]スイッチをONにすると、画面上に現在の震度が表示されます。
表示されるのは、各地の観測点のうち、上位4か所の中で震度ゼロ以上のものです。



直近地震のシミュレーション

EqMini 地震シミュレーション
直近の地震をタイムシフト再生してシミュレートします
  • EqMiniウィンドウ最下部にある[タイムスライダ]を表示させます
  • 色付きの▼をクリックすると、地震情報がツールチップに表示されます
  • ツールチップの右側に▸が表示されていれば、これをクリックします



EqMini 地震シミュレーション
  • 強震モニタが地震発生時の時間にシフトされ、地震情報が表示されます
  • 操作ボタン EqMini ボタン画像 をクリックすると1倍速での再生が始まります
  • もう一度ボタンをクリックと2倍速、さらにクリックと5倍速、さらに10倍速で再生されます
  • シミュレーションを終えるときは EqMini ボタン画像 ボタンをクリックします
  • その他、逆再生やコマ送りが可能です



EqMini 長周期地震動

長周期地震動

実証実験中の長周期地震動に暫定的に対応しています。

注意1:
前回の同実証実験ではなく、「長周期地震動モニタ2018」のユーザー名およびパスワードを入力してください。
なお、パスワードは設定ファイルに暗号化せずに保存されます。

注意2:
長周期地震動を表示する場合、「ノイズ低減」をオフにしてください。



3. 他の機能

地震履歴

EqMini 地震履歴の一覧
EqMiniでは、一定間隔で 気象庁の「地震情報(震源・震度に関する情報)」 および 防災科学技術研究所の「最新震源情報」ならびに「AQUAシステム震源速報」 にアクセスして、地震情報を取得しています。

  • 地震情報(震源・震度に関する情報)
    地震発生後、2、3分で発表され、震源情報および各地の震度、さらに津波の有無を確認できます。
  • 最新震源情報
    地震発生後、数分で発表されます。
  • AQUAシステム震源速報
    地震発生直後に、AQUA-REAL、AQUA-RAPID、AQUA-HYPO、AQUA-MT、AQUA-CMTという名称の速報が段階的に発表されます。
    時間とともに信頼性が高くなります。
各項目の 〉アイコンをクリックして、詳細を表示します。



EqMini 地震情報の詳細
詳細画面



気象庁火山ライブカメラ画像

EqMini 気象庁火山カメラ

一覧画像の取得

[メインメニュー]の[火山カメラ]をクリックします。
右上の EqMini ボタン画像 ボタンをクリックします。
すべての火山カメラ映像の取得が始まり、その進捗状況が画面上部の緑色のバーで示されます。
環境によって、30秒から1分以上かかります。



EqMini 気象庁火山カメラ

詳細の表示

希望する火山カメラ映像を通常表示したいときは、各項目の 〉アイコンをクリックします。



EqMini 詳細画面

詳細画面

画像は20枚取得されています。
EqMini ボタン画像 ボタンをクリックすると、もっとも古い画像が表示されます。
EqMini ボタン画像 ボタンをクリックすると、最新の画像まで1秒間隔で連続表示されます。
EqMini ボタン画像 ボタンをクリックすると、画像のレベル補正のON/OFFを変更できます。

EqMini ボタン画像 ボタンをクリックすると、表示中の火山カメラをお気に入り登録できます。
[お気に入り]ページへは EqMini ボタン画像 ボタンで移動できます。

一覧に戻るときは、左上の EqMini ボタン画像 ボタンをクリックします。



訓練

EqMini 訓練
EqMiniは2017年に発せられたすべての緊急地震速報のデータを同梱しています。
これを利用し、希望する緊急地震速報を検索した上で、「訓練」を行えます。
訓練では、強震モニタ以外のすべての要素をシミュレートし、EqMini設定などを確認できます。

メインメニューから[訓練]をクリックします。
訓練画面の EqMini ボタン画像 ボタンをクリックし、データを読み込みます。
最低1か所の項目を設定し、 EqMini ボタン画像 ボタンをクリックします。

緊急地震速報の一覧が表示されるので、希望するものをクリックします。

シミュレーションは地震発生時間からスタートするので、緊急地震速報が発報されるまで数十秒かかることがあります。

シミュレーションによる確認が終わったら、不要なメモリを解放するために EqMini ボタン画像 ボタンをクリックしてください。



EqMini



4. XXX




EqMini



EqMini



5. 詳細な設定


「詳細な設定」ページは10タブを超える設定項目から構成されています。
これは設定ファイルに含まれる、ほぼすべての項目を機械的に画面表示しているからです。 したがって、最初の「基本」以外の設定項目は基本的に変更する必要はありません。

特殊なコントロールの操作

EqMini 設定メニュー
メニュー
画面上部のメニューはマウスホイールを使ってスライドできます。
また、タブレットの場合はスワイプしてください。



EqMini ColorComboBox
(カラーコンボボックス)

EqMini ColorPicker RGB
(Windows)

EqMini ColorPicker Mac HSL
(MacOS)

カラーピッカー
カラーコンボボックスの[▽]をクリックすると、カラーピッカーが表示されます。

大きく変更するとき
  • 上部中央の「スペクトルバー」の◎を上下に動かし、近い色を選択します。
  • 左上のカラーボックスの◎を動かして、最適な色を選択します。
  • これでよければ、右上の[OK]ボタンをクリックします。

  • 色の明るさを微調整するとき
  • 右上の[HSL]ボタンをクリックします。
  • 下の「Lum」(輝度)スライダを動かして、最適な明るさの色を選択します。
  • これでよければ、右上の[OK]ボタンをクリックします。

  • ヒント
  • 「Original」ボックスは初期色を、「New」ボックスは修正色を示します。
    「Original」ボックスをクリックすると、初期値にリセットできます。
  • Red Green Blue Alphaの値は、左の編集ボックスに示された数値(0~255)をキーボーから変更できます
    (右下の[10][16]ボタンをクリックし、10進数または16進数で表示・入力できます)。
  • Alpha値とは(不)透明度のことです。0で完全透過、255で完全不透過です。



  • EqMini NumericBox
    数値ボックス
    ボックス内にカーソルを置いて数値を直接入力してください。
    その他、マウスホイールでも変更できます。
    タブレットの場合、左右にスワイプすると、そのスワイプ量に応じて数値が変化します。



    EqMini



    EqMini