Android版EqLiteの初期設定
Android版EqLiteのインストール直後、Android固有の「権限」の問題について、必ず最初に行なって欲しい操作を説明します。
なお、説明文および画像の作成には Google Pixel 6a(Android 13) を使用しています。他の機種、他のバージョンのAndorid OSでは細部が異なっている可能性があります。
モバイルアプリを安全に使用するために
セキュリティならびにプライバシーの観点から、モバイルアプリを安全に使用する唯一の方法は、アプリに対して権限を与えないことです。
EqLiteは権限なしでも動作するように設計されています(ただしAndroid 13以上では緊急地震速報を通知するために「通知」権限が必要です)。
以上の点に配慮し、権限なしでインストールし、「ストレージ」権限や「位置情報」権限を十分理解した上で、必要であれば、これらのオプションの権限に対して許可を付与してください。
1. 通知権限を許可する(Android 13以上)
[必須の権限]
- Push通知を受信するには、「通知」権限が必須となっています。
Android OS 13未満では、Google Push機能(FCM)を利用するアプリには自動的に「通知」権限が与えられます。
他方、Android OS 13からは利用者が明示的に「通知」権限に許可を与えるよう仕様が変更されました。
- Android OS 13 では、スマホの「設定」「アプリ」を開き、アプリ一覧から「EqLite」をタップします。
初期状態では「通知」がOFFになっています。
- 「通知」をタップし、「EqLiteのすべての通知」スイッチをオンにします。
2. EqLiteのその他の権限を許可する
- 初期状態では、すべての権限が許可されていない状態になっています。
3. EqLiteにストレージ権限を許可する
[オプションの権限]
- ストレージ権限を許可することによって、たとえば、EqLiteの「カメラ」アイコンをタップしてスクリーンショットを撮った場合、
画像ファイルは、ユーザーが容易にアクセスできるPicturesフォルダに保存されます。
- 許可がない場合、Android/data/info.melanion.eqlite/以下の特殊フォルダに保存され、これにアクセスするためには、
ファイル管理アプリなどに特別な権限を与える必要が出てきます。
- 一般的には「ストレージ」権限と呼ばれていますが、Android OS 13の場合には「ファイル」権限となっています。
同権限に許可を与えると、「音楽とオーディオ」や「写真と動画」権限も自動的に許可済みになります。
たぶん使用者に警告を与える意味で付加された権限と思われます。
- ストレージ権限を許可しなくても、EqLiteは問題なく動作します。
4. EqLiteに「位置情報」権限を許可する
[オプションの権限]
- 「位置情報」権限を許可することによって、移動中にGPSなどにより得られた位置情報を使って、猶予時間を計算するようになります。
- なお、「位置情報」権限に許可を与えなくても、猶予時間を計算などでは、初期設定で設定した現在地を使って行ないます。
- 位置情報権限を許可しなくても、EqLiteは問題なく動作します。
5. 最初の起動で確認すべき点
- EqLiteを最初に起動したとき、以下の点を確認してください。
- 正常にEqLiteの初期設定が終了し、最初の起動時に、メイン画面で左端から右側にスワイプしてメインメニューを表示し、
「通知」をタップします。
- 画像のようにすべての項目にチェックが入り、「受信スイッチ」がオンになっていればOKです。
- 「通知権限取得済み」にチェックが付いていないときは、スマホの「設定」で「通知」権限について確認してください。
- 「トピック購読済み」にチェックが入っていないときは、「トピック購読」ボタンをタップしてください。
- この画面で変更を行なった場合、念のためにEqLiteをリスタートさせてください。
- 以上でAndroid版EqLiteの初期設定は終了です。